2021年11月

エンジンオイルの6つの作用とは?

エンジンオイルは定期的に交換することを勧められていますが、「何で何度も交換するんだろう?そもそもエンジンオイルって何の為にあるんだろう?」なんて思った事はありませんか?

そこで今回は、エンジンオイルの6つの役割をご紹介します!

 

1.潤滑

エンジンはさまざまな部品が作用しあい、大きな動力を生んでいます。

自転車のチェーンに油を差すのと同じで、互いの部品の滑りを良くし、最大限の力が出るようにしています。

 

2.防サビ

エンジンを酸素や水によるサビから守るための膜(まく)の役割も果たします。

 

3.洗浄

部品同士の摩擦により生じる金属片やゴミなどを洗い流します。

オイル交換の際に黒っぽく変色しているのは、エンジン内をきれいにしてくれている為なのです。

 

4.気密(エンジン内を密閉状態にする)
最大限の動力を出すためには、エンジン内を気密状態(空気の入らない密閉状態)にしなければなりません。

そこでもエンジンオイルが空間を埋め、一役買っています。

 

5.暖衛作用(クッションの効果)
部品同士がぶつかると、その部品だけでなく関連する箇所にも影響が出ます。

エンジンオイルは衝突を和らげるクッションのような役割を果たしています。

 

6.冷却

エンジン内は非常に高温になる為、エンジンオイルが熱を吸収しオーバーヒートを防ぎます。

もちろんオイルの温度は上がりますが、循環する中で徐々に冷やされていくそうです。

エンジンオイルは、車の心臓とも言えるエンジンを動かすために必要不可欠なものです。

オイルの汚れのこまめな確認と定期的な交換で、車をいつまでも大切に乗ってくださいね♪

 

【県自卒業生からのコメント】

エンジンオイルはこんなにたくさんの役割を担っているんですね。

普段目に見える部分ではないのでつい忘れそうになりがちですが、定期的な交換、確認を続けていこうとより一層思いました!

2021.11.28

エンジンがかからなくなる!?冬の自動車トラブル対策

意外と知られていませんが、これからの冬は自動車のトラブルが起きやすいシーズン。

雪道や凍った道路など普段より気を付けなければならないことが多い中のトラブルは焦ってしまいます。そこで今回は、そんな冬に起きやすいトラブルを紹介。事前に知っておくことで対応の幅も広がるでしょう。

 

【トラブル.1】エンジンがかからない!…まずは「バッテリー」を確認! 

寒い冬に自動車のエンジンがかからないなんてことはありませんか?その原因の多くは「バッテリー」。エンジンを始動するためにはモーターを動かすことが必要で、それを動かすための電気はバッテリーによって蓄えられています。寒いとその蓄電(ちくでん)が上手くいかず、エンジンがかかりにくいのです。そんな時は10分ほど待ってからエンジンをかけてみましょう。バッテリーは10分ほどである程度は回復するので、そのタイミングがいいのです。エンジンがかからないからと言って、何度もモーターを回すと『バッテリー切れ』を起こすこともあるので注意が必要です。こまめに確認して、必要に応じて交換しましょう!

 

【トラブル.2】窓ガラスが曇って前が見えない!…「デフロスター機能」をご存知? 

車外と車内の温度の差が大きいと発生する「結露(けつろ)」。対策としては『湿度を低くすること』と『外と中との温度差を小さくすること』が挙げられます。そこで是非試してほしいのが、「デフロスター機能」。エアコンを操作する場所にある、扇の形をした記号から湯気のように上向きの矢印が書かれているボタンです。温風を送ることで水分を飛ばしてくれます。ポイントは必ずエアコンもONにすること。ただし消費電力が大きいので、長時間の使用はオススメしません。まずはエアコン、それでもダメなら「デフロスター」をONにしましょう。

 

【トラブル.3】フロントガラスに氷が!…「氷解スプレー」があれば便利! 冬は人にとっても厳しい季節ですが、自動車にとっても同じ。タイヤの交換などの対策と一緒に、バッテリーやエンジンオイルなど特に冬に弱い部分を点検してみるのも、トラブルを防ぐ一因になります。

フロントガラスが凍って前が見えない。なんてことも冬の日常風景。ここで一番やってはいけないのは『熱いお湯をかけること』。一見、すぐに氷が溶けていいように感じますが、急激な温度変化によりガラスが膨張して割れることも。また上手く溶けたとしても、走行中に再度凍り急に前が見えなくなるなんてこともあり得ます。こんな時に便利なのが市販の「氷解(ひょうかい)スプレー」。凍ったフロントガラスに吹きかけると不思議と凍りが溶けます。またそんなに急いでいない場合なら、エアコンを入れてゆっくりと溶かすのも安全な方法です。

 

【県自からのコメント】

寒い時期の移動で、車は頼りになりますね。

ただし点検を怠ると、動くはずの車も機能しなくなってしまいます。

冬に向けてタイヤやスプレー等の準備をしつつ、

普段気にしていない部分にも目を向けてみてくださいね!

 

2021.11.25

車の種類によって、給油口が違う!?

【車の種類によって給油口が違うのはなぜ?】

 

車の給油口の位置が車種によって異なり、

迷った経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

今回はその理由と見分け方について解説します。

■給油口が左右バラバラの理由

実は車の給油口にはいくつかのルールがあります。

そもそも給油口は車種によって異なり、右にあるものもあれば、左についているものもあります。

 

日本では給油口を左右どちらに設置しなければいけない、という法律はありません。

しかし、道路運送車両法の基準で、給油口とマフラーの拝観は300 mm以上離すように定められています。

 

結論、マフラーの位置によって給油口の位置も決まる、ということになります。

マフラーの反対側に給油口を設置するというのが一般的な国産車に多い傾向です。

・事故リスク軽減のため

ではなぜマフラーと給油口の位置を離す必要があるのでしょうか。これは、万が一吹きこぼれなどが起きた際の、火災、爆発のリスク軽減のためだと言われています。

 しかし現在のガソリンスタンドでは自動ストップ機能が備われており、吹きこぼれのリスクは大幅に削減されました。

左右二本出しマフラーの場合も、上記と同様、給油口とマフラーの配管は300 mm以上離すように定められているため、配管がどちらに寄っているかで決まるということになります。

 

配管をどちらに取り付けるかはメーカーごとに異なるため、給油口の位置がどちらになるのかは、メーカー次第。という結論に至ります。

現在、日本の自動車事情では、歩行者からなるべく離れた位置にマフラーを設置する考えのメーカーが多く、給油口を左側に設けるメーカーが若干多いと言われています。

■見分け方

見分け方として、車のメーターについている燃料計を見ればすぐにわかります。 よく見てみると、給油機のアイコン横に三角の矢印がついていて、この矢印の向きに給油口が設置されています。

これは国産車であればほどんど使えるので、レンタカーや自分の車以外でも、是非見てみてください。

 給油口の場所の見分け方を知っておくことで、ガソリンスタンドで給油する際に、戸惑ったり焦ったりせずに給油ができますので参考にしてください。

 

【県自からのコメント】

セルフのガソリンスタンドに行き、自身でガソリンを入れる際にあらかじめどちらに給油口があるか調べておかないと停める場所に困ってしまいますね!

また、給油口の開け方も車両によって違い、戸惑うこともあります。

そうならないように、車両に付属しているサービスマニュアル等も読んでみてくださいね!

2021.11.21

ガス欠になったらどうすべき?

ガソリンや軽油を燃料とする車を運転している場合、燃料の残りをチェックしておかないとガス欠に見舞われることがあります。

 

JAFの出動件数でもトップ10(高速道路では2番目)に入るほど多いトラブルですから、案外他人事ではないんです。

 

そこで今回は、ガス欠時の対処法を3つご紹介します。

 

■ガス欠は、渋滞で起こりやすい

車の燃料計には通常、残量警告ランプが装備されており、残り数リッターになると点灯します。

 

残量警告ランプが点灯してから走れる距離は、メーカーや車種によって異なりますが、平均的な走行状態なら約50㎞は走れるよう設定されています。

 

しかし、お盆や年末年始の大渋滞では極端に燃費が悪化するので、注意が必要です。

本来、あと50㎞は走れるはずでも、渋滞で燃料を消費しているうちにもっと短い距離でガス欠になってしまうかもしれません。

 

・ロードサービス、JAFを利用

高速道路や自動車専用道路上でガス欠になってしまったら、JAFなどのロードサービスを利用する必要があります。

 

JAF会員なら燃料代を除いて、無料でロードサービスを受けられます。

非会員ですと、高速道路上で燃料切れのロードサービスを受けた場合、16,460+燃料代+通行料が発生してしまいます!

 

JAFに入会していない場合は、ご自身の自動車保険をチェックしてください。

保険に付帯されているロードサービスにガス欠の項目が入っていれば、ガソリンや軽油を運んでもらうことが出来ます。

 

ただしこれらのロードサービスは、道路状況などで到着までに1時間以上かかることが多いので気を付けましょう。

 

・ガソリンを配達してもらう

携帯の電波があるところでガス欠になってしまったら、近くのガソリンスタンドを検索して燃料を配達してもらうという手があります。

 

セルフのガソリンスタンドでは人件費削減で人手が少なく難しいそうですが、人手のあるガソリンスタンドであれば燃料を配達してくれることがあります。

 

その場合、油種(軽油・ガソリン・ハイオク)を確実に伝えるようにしましょう。

 

・牽引(けんいん)してもらう

2台以上でまとまって走っている時にガス欠になっても、幸いそのうちの1台が牽引ロープを車載していたら、牽引してもらうことができます。

 

その場ですぐ対応することが出来るだけでなく、そのまま最寄りのガソリンスタンドへ向かえば給油して問題解決できます。

 

その際は、牽引ロープが必要です。

ガス欠になった車は、ステアリングもブレーキも重たくなっていて操作が難しいので、牽引するドライバーともども注意しなければなりません。

 

ガス欠になった車は、パワステやブレーキのアシストが切れてとても危険です。

ガス欠にならないよう、遠出の際はもちろんの事、常日頃から燃料の残量をチェックをして早めの給油が大切です。

 

【県自卒業生からのコメント】

渋滞でガス欠になってしまったら、ただでさえ移動が遅れているのにもっと時間がかかってしまいます。想像するだけで恐ろしいです、、、

そうならない為にも余裕を持った燃料補充を心がけていきたいものです。

2021.11.18

高速道路での運転マナー

免許取得後は、高速道路を利用する機会が出てくると思います。

東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)が推奨している高速道路の運転マナーをご紹介します。

 

  1. 安全な速度で運転を!
  2. 道路標識に注意して、道路や交通などの状況にあった安全な速度で走行しましょう。

 

  1. 十分な車間距離をとる!
  2. 追突しないよう、十分な車間距離をとってください。

 

  1. 割り込みをしない! 
  2. 進路を変更して後続車の直前に割り込んだ場合、後続車が急ハンドルを切ったり、急ブレーキをかけることで、重大事故の原因となります。
  3. 脇見運転をしない! 
  4. 考えごとや周囲の景色に気を取られないよう、前方を注視して運転しましょう。
  5. 駐停車しない! 
  6. 高速道路上は道路交通法により駐停車禁止です。
  7. 路肩通行をしない! 
  8. 路肩がふさがっていると、緊急自動車の活動などの妨げとなりますので、渋滞しているときでも路肩の走行は絶対にやめましょう。
  9. 「追い越し車線」は空けておく! 
  10. 追い越しが終わり元の車両通行帯に戻ることが出来るにもかかわらず、追越車線をそのまま通行しつづけることは通行帯違反となります。
  11. 高速道路は一方通行!                         
  12. 進行方法を示す道路標識や道路標示に従い、高速道路での逆走は絶対にしないでください。
  13. 渋滞後尾では後続車に合図を! 
  14. 前方で渋滞を発見し、走行速度を落とす場合や、停止する場合は、ハザードランプを点灯し、後続車に合図をしましょう。
  15. ヘッドライトの照射方向に注意! 
  16. ヘッドライトの照射方向を「上向き」とするのか、「下向き」とするのかは、道路の構造(中央分離帯の有無など)や交通の状況(対向車の有無など)によって異なりますが、他のドライバーの迷惑とならないよう心掛けましょう。
  17. 出発前には十分な点検・整備を! 
  18. 路肩では自動車が故障したときにやむを得ず一時停止したり、緊急時に警察車両や救急車などの緊急車両がやむを得ず走行することがありますが、出発前には十分に車を点検しましょう。

いかがでしたか?

 

免許を取ったばかりでの高速道路の運転は不安が多いと思いますが、マナーを守って安全運転を心掛けましょう。

【県自卒業生からのコメント】

高速道路を利用すると、一般道を利用するときに比べてどっと疲れます。

制限速度が速い分、危険が潜み、気付かないうちに集中してるものです。

SA等で適度な休憩をとることも、安全運転につながると思います!

2021.11.15