2021年10月

水中の自動車から脱出!用意しておくと安心なモノ

映画やドラマなどで自動車ごと水中へ落ちるシーンがありますが、実は意外と多い水の事故。ハンドル操作を誤ったり他の事故に巻き込まれて川や海に落ちたりといった事故が報告されているそうです。

 

■「水圧」で脱出困難に!

 

水の中では地上で動くようにスムーズには動けませんよね。それは「水圧」のせいなんです。水中にあるモノには圧力がかかっており、まるで水に押しつぶされるような感覚を覚えるでしょう。その力によってドアが開かなくなり、電気系統の故障で窓も開かなくなるなんてことも。また水深が深くなればなるほどその圧力は大きくなるので、対応が遅れれば脱出が困難になってしまうのです。

 

■そんな時に役立つ「緊急脱出ハンマー」!

 

「緊急脱出ハンマー」は先が尖った(とがった)金属がついたハンマーで、圧力がかかった自動車の窓ガラスでも割ることができるハンマーです!カー用品店や通信販売でも買うことができるので、ひとつ用意しておくと安心だと思います。

 

■まずは沈む前に冷静な行動を

 

自動車ごと水中に落ちるなんて非常事態、きっとパニックになってしまうと思います。でもそこは落ち着いて。実は少しの間なら水面に浮かんでいられるので、そのすきに窓ガラスを開けて外へ逃げれば大丈夫です!

 

いかがでしたか?

事故にあわないのが一番ですが、予想できないのが事故。もしもの場合を考えて、用意しておくと安心でしょう。

 

 

 

【県自からのコメント】

まあ、川や海に飛び込まないように運転しましょうね(笑)

2021.10.30

ガソリンの「ハイオク」「レギュラー」とは?

ガソリンスタンドの前を通ると、価格と一緒にいくつかガソリンの種類が書かれていますよね。

マイカーなどで給油する場合にも、「ハイオク満タンで」などという単語を聞くことが多いでしょう。

そこで、今回は「レギュラー」「ハイオク」の違いについてご紹介していきます。

 

■まずは、ハイオクって何?

ハイオクとは、「ハイオクタン(high-octane)の略であり、文字通り、オクタン価(octane)が高い(high)ということ。他にも「プレミアムガソリン」とも呼ばれているそうです。オクタン価とは、燃焼効率のことで、簡単に言うと、ガソリンで生じた熱をどのくらいの効率で車を動かす力に変えられるかを教えてくれる数値です。

レギュラーは89~92。ハイオクは96~100程度、車を動かす力に変えられると言われています。

レギュラーに対し、ハイオクはより燃焼効率が良いということですね。そのため、価格も若干高くなっています。また、車種によって給油するガソリンも変わるそうですよ。

 

■ハイオク仕様の車ってどんなもの?

ハイオク仕様の車の多くは、スポーツカーなどハイパワーのエンジンを搭載したものです。国産車でもハイオク仕様のものがありますが、モデルによって仕様が違う場合もあります。車検証などで確認できるので、ぜひ確認してみてください。

ちなみに、ハイオク仕様の車にレギュラーを入れてしまうと、不具合の原因になる可能性があるので、事前に確認し車に合ったガソリンを給油するようにしましょう。ちなみに、レギュラー仕様の車に、ハイオクを給油するのは、何の問題もないですよ。

 

■輸入車の場合は?

ヨーロッパで生産された輸入車の多くは、ハイオクに対応しています。

これは日本に比べ、ヨーロッパのオクタン価が高いため、日本ではハイオク対応になってしまうためだとか。ただ、車種や生産国によっては、日本のレギュラーに対応しているものもあるそうなので、購入時にきちんと確認するといいでしょう。

 

今後、車の運転をするなら必ず足を運ぶガソリンスタンド。

最近はセルフスタイルのスタンドも増えていますので、車を購入した際にはどんなガソリンを給油するのか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。

【県自からのコメント】

ガソリンスタンドにはスタッフが給油してくれるお店と、セルフ(自身で給油)のお店があります。

これからご自身でガソリンを入れる場合は、事前に油種の確認を行いましょう!

車検証にも書いてありますし、最近は入れ間違い防止に給油口にシールが貼ってある車種もあります。

車で出かける際に必要なガソリン(燃料計)は、日々の点検に合わせて運転する前に必ず確認しましょう!

2021.10.28

暗くなりはじめたら「おもいやりライト」で事故防止に!

交通事故が最も多い時間帯は、夕方の4時から6時だと言われています。

 

その理由は「日没時間」。

まだ明るいと思っていても日が落ちるのは早く、急に暗くなるので事故が発生しやすいと考えられています。

 そこで推奨されるのが「おもいやりライト」です。

 

■進路を照らし出すだけでなく、存在を周囲にアピールする

自転車や歩行者も同じことですが、自分が見えているからといっても周囲が自分を見えていない場合があるんです。

 

そこで反射板を身に着けたりしますが、これだけでそこに人がいる事が分かりますよね。

自動車も同じです。

 

最近はエンジンの音がとても静かな自動車も増えているので、音でわからない分、ライトの光なら離れていても近づいている事が分かります。

 ライトを点けるだけで、運転する方も周囲の方も、安全に通行する事ができますね。

 

■日没30分前。早めのライト点灯を。

「おもいやりライト」を発案・広める活動をしている『おもいやりライト運動事務局』のホームページでは、「おもいやりライトタイム」と称して毎日各地の日没時間を公開し、日没30分前からの早めのライト点灯を呼び掛けています。

 

夕日のきれいな時間帯は思わず見入ってしまうこともありますが、そんな時は車を安全な路肩に停めて眺めた後、再発進時にはライトを点けましょう!

 

日が傾いたら早めの点灯をすることで、事故防止に繋がります。

【県自卒業生からのコメント】

最近肌寒くなってきて、日が落ちるのもずいぶん早くなりました。

日が暮れてからライトを点けるのではなく、日没30分前の「おもいやりライト」を心がけると、より安心・安全な運転をすることができます。

「おもいやりライトタイム」を是非チェックしてみてください!

 

 

2021.10.27

運転中「ありがとう」の方法は?

【運転中「ありがとう」の方法は?】

 

感謝の気持ちを伝える「ありがとう」。

ありがとうは、言われた人にとっても言った人にとっても、気持ちのいい言葉ですよね。

 

運転中にも、ありがとうを伝えたい場面はたくさんでてきますが、言葉で伝えようにも、相手ドライバーに声を届けることはできず…。

運転中どのようにありがとうを伝えるべきか、迷われる方も多いようです。

そこで、今回は代表的な感謝の表現方法についてご紹介します。

 

■会釈でありがとう

ペコっと頭を下げる会釈。

ハンドルを握ったまま行えることと、日常生活でもよく行う動作であることから、運転に慣れていない方からベテランドライバーまで広く浸透している方法です。

ただ、一瞬でも目線を下げることになるので、十分注意が必要ですよ!

 

■手を挙げてありがとう

片手をさっと挙げて行うこの方法。

「なんだか生意気だと思われそう」

「気取っている感じで気恥ずかしい」

という方もいらっしゃいますが、そんなことはありません!

 

実際、手を挙げる方法は

「運転に慣れている感じがする」

「スマートな動作でかっこいい」

という、肯定的な意見が多いんですよ♪

 

手を使って「ありがとう」を伝える際は、片手運転になるので十分気を付けてくださいね。

今回ご紹介した方法以外にも、同乗者に会釈してもらったり、ありがとうを伝える方法はいろいろあります。

人の心も温かくしてくれる「ありがとう」

運転中でも思いやりや感謝の気持ちを忘れず、快適なドライブを楽しみたいですね♪

 

【県自からのコメント】

先日路上教習中に、一般車両の対向車が、右折する教習車(私たち)に道を譲ってくれました。

後方が詰まっていたので、大変ありがたかったんですが、よく見たら数年前の卒業生でした!

県自の卒業生の素晴らしいマナーを目の前で見ることができ、感動。

是非、みなさんも県自に入校してグッドマナーを身につけましょう!

 

2021.10.26

赤は「危険」、青は「情報」、では緑は…?色で見分ける標識の意味

一般道路・高速道路を走っていると、必ず目に入るのが道路標識です。

 

さまざまな色とカタチがありますが、情報を的確に運転手に伝えるためそれぞれ適した色やカタチが選ばれています。

 

今回は、標識の色とカタチについて紹介します。

■赤色の道路標識

 

自動車を運転中、もっとも気にしなければならない赤色の標識。

 

停止や進入禁止など、さまざまな規制をドライバーや歩行者に伝えます。

よく目立つ赤色は、注意をひく色として消防車や信号機でも使われているように、危険や禁止を見るものに想像させます。

 

赤色の標識に使われているのは、円形、三角形、四角形です。

丸は実際より大きく見え、三角形は形が四角形よりも安定感がないので視野に入って注意深くさせる、といった特徴があります。

■黄色の道路標識

 

黄色は赤色に似ていて、運転者に注意を喚起することが目的です。

黄色が使われる看板は、2車線から1車線になることを伝える、道路の傾斜を伝える、道路工事中や踏切の存在など、進行方向の先の注意を促します。

 

黄色は人の目に大きく入ってくるという特徴があります。

黄色の標識は、角を上に向けて掲示することで目立つ、ひし形が採用されています。

 

■青色の道路標識

 

道路情報が伝わりやすい色が、青色です。

 

赤色や黄色のような緊張感を持たせる色とは異なり、道路番号や先の合流インターチェンジや方角といった情報を伝える際に使用されます。

 

四角形の青色標識は、通行指定区分やバスまたはトラック走行レーンなどを伝えるために使われることが多いです。

安全地帯やパーキングゾーンなどでも、青色と白の四角形が採用されています。

 

■緑色の道路標識

 

緑色は自然を思い浮かべ、安心や落ち着きを与える色です。

 

カタチは、四角形が多く使われます。

落ち着いて運転できるよう高速道路で多く使われてます。

一般道路や高速道路を走っているとかならず見かける看板には、色やカタチによって多くの情報をドライバーに伝えています。

 

 

 

 

 

 

視野を広く持ち、看板が示す道路交通法に沿って安全運転でドライブを楽しみましょう。

【県自卒業生からのコメント】

助手席に乗っていたころから何気なく見ていた、いろいろな色や形をした道路標識は、運転席に乗ってみると、たくさんの情報を私たちに与えてくれます。

赤色や黄色の標識は一つ見落とせば大きな事故につながる可能性もあるので、運転をする際にはとくに注意深く見るようにし、慣れるまでは助手席に運転に慣れた人を乗せて運転すると良いと思います。

どのようなことを伝える標識なのか、よく見かけるものは分かるようにしておきましょう!

 

 

 

2021.10.25