ガソリンの「ハイオク」「レギュラー」とは?

ガソリンスタンドの前を通ると、価格と一緒にいくつかガソリンの種類が書かれていますよね。

マイカーなどで給油する場合にも、「ハイオク満タンで」などという単語を聞くことが多いでしょう。

そこで、今回は「レギュラー」「ハイオク」の違いについてご紹介していきます。

 

■まずは、ハイオクって何?

ハイオクとは、「ハイオクタン(high-octane)の略であり、文字通り、オクタン価(octane)が高い(high)ということ。他にも「プレミアムガソリン」とも呼ばれているそうです。オクタン価とは、燃焼効率のことで、簡単に言うと、ガソリンで生じた熱をどのくらいの効率で車を動かす力に変えられるかを教えてくれる数値です。

レギュラーは89~92。ハイオクは96~100程度、車を動かす力に変えられると言われています。

レギュラーに対し、ハイオクはより燃焼効率が良いということですね。そのため、価格も若干高くなっています。また、車種によって給油するガソリンも変わるそうですよ。

 

■ハイオク仕様の車ってどんなもの?

ハイオク仕様の車の多くは、スポーツカーなどハイパワーのエンジンを搭載したものです。国産車でもハイオク仕様のものがありますが、モデルによって仕様が違う場合もあります。車検証などで確認できるので、ぜひ確認してみてください。

ちなみに、ハイオク仕様の車にレギュラーを入れてしまうと、不具合の原因になる可能性があるので、事前に確認し車に合ったガソリンを給油するようにしましょう。ちなみに、レギュラー仕様の車に、ハイオクを給油するのは、何の問題もないですよ。

 

■輸入車の場合は?

ヨーロッパで生産された輸入車の多くは、ハイオクに対応しています。

これは日本に比べ、ヨーロッパのオクタン価が高いため、日本ではハイオク対応になってしまうためだとか。ただ、車種や生産国によっては、日本のレギュラーに対応しているものもあるそうなので、購入時にきちんと確認するといいでしょう。

 

今後、車の運転をするなら必ず足を運ぶガソリンスタンド。

最近はセルフスタイルのスタンドも増えていますので、車を購入した際にはどんなガソリンを給油するのか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。

【県自からのコメント】

ガソリンスタンドにはスタッフが給油してくれるお店と、セルフ(自身で給油)のお店があります。

これからご自身でガソリンを入れる場合は、事前に油種の確認を行いましょう!

車検証にも書いてありますし、最近は入れ間違い防止に給油口にシールが貼ってある車種もあります。

車で出かける際に必要なガソリン(燃料計)は、日々の点検に合わせて運転する前に必ず確認しましょう!