教習所での路上練習でも、自家用車の運転でも、シートベルトは必ず着用します。
現在では、後部座席に座る同乗者へのシートベルト着用が義務付けられ、運転時の安全を守る取り組みがなされています。
本日は、運転者や同乗者を守るシートベルトと、衝突時の衝撃から身を守ってくれるエアバックについてご紹介します。
■シートベルトについて
シートベルトは緊急時に自動的にロックされ、着用者が外へ投げ出されないような仕組みになっているのが主流です。
それでも衝突の衝撃で前方へ大きく引っ張られてしまうため、現在では安全性を考慮し、衝突時にシート側へ身体を拘束する仕組み(プリテンショナー)や、その時に胸部を圧迫しないようベルトを適度に緩める仕組み(フォースリミッター)が組み込まれた自動車も登場しています。
■エアバックについて
事故に合わない限り、あまり見ることのできないエアバックは、主に運転席と助手席の周囲に設置されています。衝突時に一瞬で気体袋を膨らませるので、最初は固いのですが、少しずつしぼんで衝撃を和らげてくれます。最近では、車体の側面から頭部を守るサイドエアバックや、足を保護するニーエアバック等が開発され、自動車への搭載が進んでいます。
■エアバックはあくまで補助。シートベルトは忘れずに!
事故の際、エアバックが作動してもシートベルトを着用していない場合、死亡率が非常に高くなるとも言われています。エアバックはあくまで、「シートベルトの補助」。
自動車へ乗る際には、必ずシートベルトを着用しましょう!
私たちを事故の衝撃から守ってくれるシートベルトとエアバック。シートベルトの着用は当然ですが、何よりも日頃から安全運転を心がけることが大切ですね。
【県自卒業生からのコメント】
とあるデータによると、シートベルト非着用者の致死率は着用者の何倍もあるそうです。
「後部座席だから大丈夫」「近場だから着用しなくてもいいかな」
そんな考えが命に関わってくるかもしれません。楽しいドライブにするためにも全員のシートベルト着用を!