通勤や通学で毎日マイカーに乗る方もいれば、レジャーや買い物など、たまにしか乗らない方もいますよね。
実は、たまにしか乗らない車の方が劣化が早くなってしまうんです!
今回は、マイカーの劣化が起こる原因と防ぐポイントについて解説します。
■たまにしか乗らないと車はどうなるの?
毎日乗るよりも、1カ月に1度、数カ月に1度と頻度が減っていく度に劣化が早まってしまい、車のいろいろな箇所に悪影響が起こります。
・エンジン
エンジンには潤滑オイルというエンジンオイルが流れています。
長期間エンジンを動かさない状態が続くと、うまく摩擦が起きず、劣化が早くなってしまうことも。
また、エンジン内が錆びる、摩擦からエンジンが焼き付くこともあります。
・タイヤ
たまにしか動かさないと、タイヤの空気が抜けてしまっている可能性が。
タイヤも劣化する消耗品なので、硬くなって切れやすくなることもあります。
空気圧不足を起こしやすいため、定期的なチェックが必要です。
・バッテリー
1番多いのは、バッテリーが上がってしまうこと。
バッテリーは、走行したり、エンジンをつけていること(アイドリング状態)で充電されます。
携帯などと同じように、適度な充電により良好な状態を保っているのです。
乗らない期間が長ければ長いほど、電気は自然と減っていき放電状態が起こります。
バッテリーが上がってしまった時には、ブースターケーブルで他の車から電気をもらい、エンジンをつけてプロに修理を依頼しましょう。
■劣化を防ぐためのポイント
・定期的に走行する
劣化を防ぐ最も効果的な方法は、「定期的に車を走らせる」こと。
せめて、1週間に1度は30分以上走らせましょう。
走り出しは慎重に、近所や交通量の少ない道を走行しましょう。
・空気圧は1カ月に1度はチェック
大きな車体を支えているタイヤ。
車を走らせた際には、タイヤの空気圧も同時に確認を。
劣化が進む前に、1カ月に1度は空気圧をチェックし、補充を行いましょう。
・喚気を行う
車内の換気も、1週間に1度は行いたいところ。
窓も締め切った密閉状態では、カビや雑菌が繁殖しやすく悪臭の原因に。
シートなどが、カビてしまうことも考えられます。
定期的に窓やドアを開けて30分以上は換気をし、外の空気を取り組むようにしてください。
車は、定期的な走行、メンテナンスにより最適な状態を保っています。
マイカーにあまり乗らない、綺麗だから大丈夫!と思っている方は要注意。
定期的な走行と、車の状態をチェックしておくことで、劣化を防ぐことができます。
あまり乗らないという方も、毎日乗る方も、定期的なメンテナンスを忘れずに、愛車を長く乗り続けたいですね!
【県自卒業生からのコメント】
私自身は今はマイカーを持っていませんが、将来車を持ちたいと考えています。
車の定期的なメンテナンスと状態のチェックを怠ると、車には悪影響が多いという事がわかりました。
今回学んだことを生かして、車を利用していきたいです。