2021年12月

環境に優しいクリーンディーゼル車とは?

「ディーゼル車」と聞くと、黒い排気ガスなどちょっと悪いイメージがありませんか?

しかし、現在のディーゼル車は違います。なんと、環境問題に敏感なヨーロッパの市場でもディーゼル車が活躍しているそう。

今回は、そんな進化した「ディーゼル車」を紹介します!

1.ディーゼル車ってなに?

そもそも「ディーゼル車」とは、開発したドイツ人技術者の名前。一般的なガソリン車と違うのは、燃料。ガソリン車はガソリンを使用するのに対し、ディーゼル車は軽油を使用します。燃費に優れる反面、有害物質を含む排気ガスが問題視されていました。

 

2.現在のディーゼル車:クリーンディーゼル

現在のディーゼル車のエンジンは、「クリーンディーゼル」と呼ばれています。

クリーンと呼ばれる理由は2つ。ひとつは、問題視されていた排気ガスについて可能な限りきれいな状態で排出できるような技術が開発・搭載されているから。もうひとつは、ディーゼルエンジンがもともとガソリン車に比べて、地球温暖化の原因にもなっているCO2(二酸化炭素)の排出量が少ないことから、そう呼ばれているようです。また、燃料の軽油、なたね油やオリーブオイルなど食用でも用いられる油を利用する研究も進んでいるそうです。(「バイオディーゼル」と呼ばれています)

現在、自動車メーカーでも、このクリーンディーゼル車が注目されています。2006年のメルセデス・ベンツが発表した「E320 CDI」を皮切りに、日本の自動車メーカーでも開発が進んでいます。

 

 【県自からのコメント】

今後もぜひ環境に優しい、「クリーンディーゼル」に注目してみてください!

 

 

2021.12.03

運転中地震が発生したら?

運転中地震が発生したら?そのときの正しい対処方法は….

 

自動車を運転中に地震が発生!

そんな時でも慌てずに済むよう、今回は正しい対処方法を解説します。

 

災害時でも落ち着いて対応できるよう今から確認しておきましょう!

 

  • 運転中に地震が起こった場合の対処法

地震が起こった時の対処法として、停車させる場所別で解説します。

 

・道路の左側に車を停車させる

まず、運転中に地震が起きた時は慌てずに落ち着いて。

周囲の車が地震に気づいていないことも考えられます。

いきなりスピードは落とさず、徐行しながらハザードランプを点灯するなどし、注意喚起を。

 

車を停車させる際には、必ず道路の左側に停車するようにして下さい。

左側に寄せて止めるのは、緊急車両の通行の妨げにならないようにするためです。

 

・市街地

市街地では、ドライバーだけでなくバイクや歩行者が転倒している恐れがあります。それらを考慮しつつ、安全な停車場所を見つけましょう。

 

また、マンホールや消火栓は災害時のインフラに必要不可欠。なるべく避けて停車して下さい。信号の真下などは落下の恐れがあるため、停車位置の上には何も無いことを確認して車を止めましょう。

 

・車内で待機。交通情報を確認する

車を左側に寄せたあとは、揺れが収まるまでは車内で待機。

AMラジオやニュースでの情報収集に努めましょう。

地震情報や交通情報を確認し、周囲の状況に応じた判断を行って下さい。

 

・避難時、エンジンキーはつけたままにしておく

その場に留まることが危険だと判断し、車を置いて避難する場合には、窓を閉めてエンジンを切り、キーはつけたままにしておきましょう。

キーを置いたままにする理由として、緊急事態の際にも車両を移動させられる、避難の際に使われることも考えられるからです。

 

避難する時は、貴重品や車検証は持ち出し、メモなどに連絡先を残しておきましょう。

 

・高速道路

高速道路走行中に地震が起きてしまった時も同様、急ブレーキをかけずにゆっくりと減速しましょう。左側に車両を寄せ、崖崩れや落石の危険がないかを確認してください。

 

  • 日常の備えも忘れずに

 

東日本大震災では、燃料不足に陥りガソリンスタンドに人が押し寄せたと言われています。

普段から燃料ランプがついたら給油するのではなく、半分になったら補給するなど余裕のある行動に努めましょう。

 

運転中でも災害が訪れる可能性は十分にあり、他人事ではありません。

ガソリン以外にも、車載用の防災セット常備しておくなど、日常生活での備えを万全に安心安全なカーライフを心掛けたいですね!

【県自卒業生からのコメント】

急な地震が起こると、気が動転して落ち着いた行動がとれなくなるかもしれません。

地震が起きた際にどんな行動をとればよいか、いちど頭の中でシミュレーションしておくといざという時にきっと役立ちます。

二次災害を防ぎ、自分と周囲の安全を守るためにも普段の備えが大切です。

2021.12.01