環境に優しいクリーンディーゼル車とは?

「ディーゼル車」と聞くと、黒い排気ガスなどちょっと悪いイメージがありませんか?

しかし、現在のディーゼル車は違います。なんと、環境問題に敏感なヨーロッパの市場でもディーゼル車が活躍しているそう。

今回は、そんな進化した「ディーゼル車」を紹介します!

1.ディーゼル車ってなに?

そもそも「ディーゼル車」とは、開発したドイツ人技術者の名前。一般的なガソリン車と違うのは、燃料。ガソリン車はガソリンを使用するのに対し、ディーゼル車は軽油を使用します。燃費に優れる反面、有害物質を含む排気ガスが問題視されていました。

 

2.現在のディーゼル車:クリーンディーゼル

現在のディーゼル車のエンジンは、「クリーンディーゼル」と呼ばれています。

クリーンと呼ばれる理由は2つ。ひとつは、問題視されていた排気ガスについて可能な限りきれいな状態で排出できるような技術が開発・搭載されているから。もうひとつは、ディーゼルエンジンがもともとガソリン車に比べて、地球温暖化の原因にもなっているCO2(二酸化炭素)の排出量が少ないことから、そう呼ばれているようです。また、燃料の軽油、なたね油やオリーブオイルなど食用でも用いられる油を利用する研究も進んでいるそうです。(「バイオディーゼル」と呼ばれています)

現在、自動車メーカーでも、このクリーンディーゼル車が注目されています。2006年のメルセデス・ベンツが発表した「E320 CDI」を皮切りに、日本の自動車メーカーでも開発が進んでいます。

 

 【県自からのコメント】

今後もぜひ環境に優しい、「クリーンディーゼル」に注目してみてください!