暖房を入れるとガソリンを消費する?

この時期、車に乗る際は車内が寒くてほとんどの人が「暖房」を入れますよね。

 

中には、ガソリンが少ない時に「ガソリンの節約」といって暖房を切ったり、設定温度を下げたりする人もいるのではないでしょうか?

 

実は車の暖房は、あまりガソリン節約には関係ありません。

暖房に利用される多くがエンジンの『廃棄熱(はいきねつ)』。 エンジンが稼働する際に発せられる熱を再利用するものなので、ガソリンの消費を気にする必要はあまりないのです。

 

ただし「冷房」エンジンのパワーを必要とするため、注意が必要。

この季節に使うことは少ないかと思いますが、覚えておくと便利です。

 

また、この時期は気温の低下で水や積もった雪がフロントガラスで凍ってしまうことも。

 しかし、凍ったフロントガラスに熱湯をかけてはいけません。

 モノは基本的に温めると「膨張(大きくなる)」し、冷やすと「収縮(小さくなる)」します。

その為、急激な温度の変化が起きると不安定になり「割れてしまう」ことがあるのです。

 

フロントガラスは高価ですし、割れてしまうと欠片でケガをすることも。

氷を解かす際は、熱湯ではなくてぬるま湯の使用や氷を取り除くスプレーなどがありますので、この機会に探してみてください!

 

気温がぐんと低くなるこの季節、体調管理にも気を付けていきましょう。

【県自からのコメント】

寒くなってきましたね!

運転中は冷えるのが嫌なので、足元に暖房を入れています。

外気と車内の温度差があるとフロントガラスが曇ることがあるので、いざという時に操作できるようにしておきましょう!

冬が近づいてきますが、空調の正しい使い方を覚えて快適なドライブをしてくださいね。