車載用防災セットとは、運転中に災害が起き、車内での生活を余儀なくされてしまった場合に役立つ常備品のこと。
道路での立ち往生や、交通整理により車内に閉じ込められるケースは少なくありません。
そんな時でも、車載用防災セットがあれば安心です。
今回は車載用防災セットの必要性と、必要道具について解説します!
■準備しておきたい防災グッズ6選
必要最低限、車内に常備しておきたいグッズを紹介します。
・飲料水
・携行食
生きていくために、最低限の水と食料を準備しておきましょう。
1人1日2リットル程度の水分は必要だと考え、3日分は用意しておくと安心です。
・携帯トイレ
断水してしまった場合のトイレとしてはもちろん、エチケット袋としても使える携帯トイレは複数回分、準備しておきましょう。
・簡易ライト
電気や火を使わずに、光を照らせる簡易ライトは災害時に役立ちます。
水に強いタイプや、シガーライターから充電可能なタイプも販売されています。
・メモ帳
・ペン
紙とペンは災害時には必須のアイテムです。相手に何かを残しておきたい時や大事なメモを取るためにも、ボールペン、油性ペンなど複数の種類のペンと紙を用意しておきましょう。
・軍手
いざという時に役に立つアイテム。瓦礫やガラスの除去、寒い時には防寒対策にも大活躍。
家族や乗車人数分、用意しておくと良いでしょう。
・マスク
・衛生用品
マスクは、劣化しにくい不織布タイプのマスクを常備しておきましょう。
感染症や、有害物質から体を守ってくれるだけではなく、防寒対策にも使えます。
また、除菌シートやティッシュといった衛生用品も多めに用意しておくと安心です。
■救命道具となる「工具」
防災グッズの他に、工具も常備しておくといざという時に活躍します。
・ドライバー
・パンタグラフジャッキ
・十字レンチ
工具は、災害時に倒壊した家屋に閉じ込められてしまった方の救助にも役立ちます。
最近では、車載工具を搭載していない車も増えました。
事前に車載工具が搭載されているかを確認しておきましょう。
■ピンチの時に役立つ!今から万全の対策を
今回は、車に乗せておきたい車載用防災グッズを紹介しました。
運転時、今回紹介した物を持ち合わせていないことも多いですよね。
【県自卒業生からのコメント】
県自の授業で勉強した車の点検、自分と同様に大切にすることを教わりました。早く自分の車が欲しかったので、念願のマイカーを手に入れた時は毎日車を磨いていました。
免許取得して数年後に遠方へドライブに行きました。駐車場へ車を置いて景色を楽しんだ後、帰ろうとした際に右前タイヤがへこんでいるのを見つけました。
よく見ると釘が刺さっていて、パンクしていました。
昼過ぎだったので焦らず工具や予備のタイヤに交換しましたが、いつ何が起こるかわからないからこそ必ず運転前に必要な物の有無や使用期限も確認して、
非常事態に備えた準備をしたいと思いました。