赤は「危険」、青は「情報」、では緑は…?色で見分ける標識の意味

一般道路・高速道路を走っていると、必ず目に入るのが道路標識です。

 

さまざまな色とカタチがありますが、情報を的確に運転手に伝えるためそれぞれ適した色やカタチが選ばれています。

 

今回は、標識の色とカタチについて紹介します。

■赤色の道路標識

 

自動車を運転中、もっとも気にしなければならない赤色の標識。

 

停止や進入禁止など、さまざまな規制をドライバーや歩行者に伝えます。

よく目立つ赤色は、注意をひく色として消防車や信号機でも使われているように、危険や禁止を見るものに想像させます。

 

赤色の標識に使われているのは、円形、三角形、四角形です。

丸は実際より大きく見え、三角形は形が四角形よりも安定感がないので視野に入って注意深くさせる、といった特徴があります。

■黄色の道路標識

 

黄色は赤色に似ていて、運転者に注意を喚起することが目的です。

黄色が使われる看板は、2車線から1車線になることを伝える、道路の傾斜を伝える、道路工事中や踏切の存在など、進行方向の先の注意を促します。

 

黄色は人の目に大きく入ってくるという特徴があります。

黄色の標識は、角を上に向けて掲示することで目立つ、ひし形が採用されています。

 

■青色の道路標識

 

道路情報が伝わりやすい色が、青色です。

 

赤色や黄色のような緊張感を持たせる色とは異なり、道路番号や先の合流インターチェンジや方角といった情報を伝える際に使用されます。

 

四角形の青色標識は、通行指定区分やバスまたはトラック走行レーンなどを伝えるために使われることが多いです。

安全地帯やパーキングゾーンなどでも、青色と白の四角形が採用されています。

 

■緑色の道路標識

 

緑色は自然を思い浮かべ、安心や落ち着きを与える色です。

 

カタチは、四角形が多く使われます。

落ち着いて運転できるよう高速道路で多く使われてます。

一般道路や高速道路を走っているとかならず見かける看板には、色やカタチによって多くの情報をドライバーに伝えています。

 

 

 

 

 

 

視野を広く持ち、看板が示す道路交通法に沿って安全運転でドライブを楽しみましょう。

【県自卒業生からのコメント】

助手席に乗っていたころから何気なく見ていた、いろいろな色や形をした道路標識は、運転席に乗ってみると、たくさんの情報を私たちに与えてくれます。

赤色や黄色の標識は一つ見落とせば大きな事故につながる可能性もあるので、運転をする際にはとくに注意深く見るようにし、慣れるまでは助手席に運転に慣れた人を乗せて運転すると良いと思います。

どのようなことを伝える標識なのか、よく見かけるものは分かるようにしておきましょう!